・名称
JJF2006チャンピオンシップ
JJF2006チャンピオンシップ
定められた時間の中でジャグリングを主体とした演技を行い、その技術力、オリジナリティー、パフォーマンス性などを審査する。
純粋なジャグリングの競技会としては日本屈指のものであり、JJFのメインイベントの1つである。
予選(非公開)と決勝(JJF参加者のみ観覧可能)を行い、決勝では1位〜3位の入賞者を選び、表彰を行う。
チャンピオンシップでは個人部門、チーム部門の2つを設け、それぞれ予選と決勝を行う。
・個人部門
1人の演技者によって行われるルーティーン
・チーム部門
2人以上の演技者によって行われるルーティーン
※同一人物が1つの部門内で2回以上出場することはできない。但し個人部門とチーム部門に1度ずつ出場する事はできる。
・予選ミーティング
2006年10月7日(土) 9時〜11時(予定)
※集合場所等詳細はチャンピオンシップ担当者が直接予選出場者本人に連絡する。
・予選会場下見
2006年10月7日(土) 11時〜12時(予定)
※集合場所等詳細はチャンピオンシップ担当者が直接予選出場者本人に連絡する。
・予選
2006年10月7日(土) 13時〜17時(予定)
※予選参加人数に関わらず必ず予選を行う。
※参加者が多数の場合は開始時間を早めることがある。
※予選通過組数の目安:個人部門とチーム部門の合計が15組程度
※集合場所・個別の開始時間等詳細はチャンピオンシップ担当者が直接出場者本人に連絡する。
※遠隔地からの参加などで予選ミーティング・予選会場下見・予選開始時間に間に合わない場合は、必ず事前にチャンピオンシップ担当者に連絡すること。
・予選通過者の発表
2006年10月7日(土) 21時半
場所:大ホール入り口に掲示
※決勝リハーサルの出演順・出演時間、決勝の出演順・出演時間も掲示。
※予選出場者は発表時間に掲示場所に必ず集合すること。
・決勝リハーサル
2006年10月8日(日) 8時半〜13時
※集合場所・個別の開始時間等詳細は本人に直接連絡する。
・決勝
2006年10月8日(日) 14時〜17時
集合場所・個別の開始時間等詳細は本人に直接連絡する。
・日本ジャグリング協会の会員であること(JJF参加申し込み時に会員になることができる)。性別、年齢、国籍は問わない。
・JJFの参加者であり、予選前のミーティング(音響・照明確認)、決勝のリハーサルに参加する事が可能であること(遠隔地などの都合で初日の午前中に会場に到着できない場合は個別に対応する)。
JJF2006チャンピオンシップのエントリーは終了しました。
・舞台は間口約21m、奥行約29.3m、高さ約8.0〜13.8mである。場所によって天井の高さが異なるため、高さが必要な場合は天井の高い部分を選んで演技を行うこと。
・バウンスは基本的には跳ね返りが十分であり使用可能である。ただし全ての場所で実験を行ったわけではないので場所によって違う跳ね方をする可能性も否定できない。希望者は予選ミーティング時にチャンピオンシップ担当者に申し出ることで予選開始前に舞台上にて跳ね返りの実験を行うことができる。
・予選の日は13時〜18時まで予選出場者専用のウォーミングアップスペースを確保してある(詳細は後日連絡)。決勝の日も13時〜18時までウォーミングアップスペースを確保してある(詳細は後日連絡)。
・自分の出演時間の15分前にはカルチャー棟大ホールの所定の楽屋に入室しておくこと(出演時間に間に合わない場合は失格とする)。
・照明効果は基本的に使えない。ただし、照明の明るさを弱くする措置は可能である。照明を弱めることを希望する者は、事前ミーティングの際にその旨をチャンピオンシップ担当者に申し出ること。これは照明のまぶしさ等によって演技に支障をきたすのを極力防ぐための配慮である。ただし、演技中に照明の明るさを変える事は出来ない。
・ステージの背景は木目である。
・音響はCD、MD、カセットが使用可能である。音素材は参加者が用意するものとする。
・やむをえない場合を除き、メディア1枚に曲を使用順に録音し、Playボタンを押す以外の操作が不要になっていること。
・また、予備として同じものをもう1枚提出すること。
・提出用メディア(2枚)には提出者の名前を書くこと。
・音素材は予選開始から決勝が終わるまでの間返却できないので、練習用の音素材は出場者が別に用意すること。また練習用の音響機器は実行委員側では用意できないので必要な場合は各自で用意すること。
・曲のスタート・ストップのきっかけを明記したキューシートを各自事前に作成し(フォーマットは自由)、予選ミーティング時にチャンピオンシップ担当者に提出すること。
・演技
個人部門、チーム部門ともに制限時間は6分以内とする。演技開始前の道具の配置などの準備は1分、退場時の片付けは30秒程度で行うこと。
予選の演技は決勝のそれと基本的には同じ内容である必要がある(ただし、厳密にまったく同じである必要はなく、状況に合わせてルーティーンを若干変更することは構わない)。
演技の注意事項は後述の注意点を参照すること。
・賞
各部門、金・銀・銅の3つの賞を用意する。それぞれの賞につき該当する個人またはチームが1つずつ審査によって選ばれる。
参加者が3人(組)だった場合、金、銀の2つの賞、2人(組)だった場合は金賞のみ該当者(チーム)を選ぶ。参加者が1組だった場合、演技が一定のレベルに達していると審判が判断すれば、金賞を与える。
・演技内容に関する注意
以下のようなパフォーマンスは禁止する。
-火を使った演技
-会場の床を著しく傷つけたり、汚したりするような演技
-公序良俗に反するような演技
-観客、スタッフ、会場の安全を脅かすような演技
個人部門では演技者の他に道具を手渡すアシスタントを用意することができるが、アシスタントが演技をしたり、演技に明らかな影響を及ぼすような行為をしたりしてはいけない。審判、観客、その他スタッフが演技に直接影響を与えるような行為をすることは認められない。例えば観客にアシスタントをお願いしたり、道具を投げ入れてもらったりすることはできない。拍手や手拍子を求める事は構わない。また不慮の失敗によりジャグリング道具が観客席に転がっていった場合、それを投げ返してもらうことは構わない。チャンピオンシップの責任者が、ルーティーンの内容が禁止事項に触れる判断したときは、出場者にルーティーンの中止させる事があり得る。基本的に演技のやり直しは認めない。ただし明らかな音響ミスなど演技者の責任ではないエラーが起こったとき、そのエラーが起こったところから演技をやり直す事を要求する事ができる。
・演技時間に関する注意
個人部門、チーム部門ともに1人(組)の演技者が演技をする時間は6分以内とする。演技者が(静止した状態から)動き出すのが確認されるか、最初の音楽が始まった時点が演技のスタートとみなす。最後の礼か決めポーズ、もしくはステージからの退場が演技の終了とする。観客の拍手に応える行為等は演技時間とはみなされない。演技者の責任ではないエラーによって演技が中断されたときは、その時間は演技時間には含めない。演技時間はタイムキーパーによって測られ、時間を超えたときはタイムキーパーがその時点でそれを出場者になんらかの方法で伝える。タイムオーバーは審査の減点対象になる。なお演技開始前の道具の配置などの準備は1分、退場時の片付けは30秒程度で行うこと。
・審査委員
JJF実行委員長が審査委員長を推薦し、理事会の承認をもって審査委員長を決定する。その後、実行委員長と審査委員長からなる審査委員会を組織する。審査委員会で審査委員を複数名推薦し、理事会の承認をもって審査委員を決定する。推薦基準はジャグリングやパフォーマンスに精通していること、ジャグリングの技術や難易度を客観的に判断する事ができることである。
・審査基準
審査は技術とパフォーマンスを基準とするが、その配分などは審査委員に一任する(審査委員の投票でチャンピオンを決定する)。
「技術点」
純粋なジャグリングの技術力を採点する。ジャグリングトリックそのものの難易度、 ジャグリングトリックの移行方法、ジャグリングのバラエティーの多さ、ドロップの少なさなどが審査対象になる。
ジャグリング以外の技術、例えば楽器の演奏やアクロバティックスなどのテクニックはそれ単独では技術点の評価の対象にはならない。ただしそれがジャグリングと組み合わされ、それによってジャグリングの難易度が上がるときは評価の対象となる。
「パフォーマンス点」
ステージの演出、音楽との調和、衣装やキャラクター、使う道具やセット、全体的な芸術性などを採点する。ジャグリングに関係のない技術もそれが全体的な演出をひきたてるものであれば、パフォーマンス点として評価の対象となる。
「一般的に次のような演技は高い評価の対象となる」
-オリジナリティーにあふれた演技
新しい技やその移行方法の考案、新しい道具や道具の使用方法の考案などは非常に高く評価される。
-失敗の少ない演技
ジャグリング道具を落とすことや、演技上の失敗ができる限り少ない演技が求められる。失敗からのスムースなリカバリーも評価の対象となる。
-難易度の高い技の成功
「一般的に次のようなことは評価が低い」
-禁止事項に反する演技
-失敗、ドロップの多い演技
-時間オーバー
審査は、純粋に演技内容に対して行なわれるもので、その時の演技内容以外のいかなる要素(過去の受賞経験など)も審査の対象にはならない。
・協議
審査委員長を議長として最終の協議を行ない、審査委員の総意を審査委員長がまとめ、受賞者を決定する。
チャンピオンシップ出場者は予選ミーティング、予選会場下見、予選、予選通過者発表、決勝リハーサル、決勝への参加が義務づけられている。また、その時間を厳守することが求められる。
都合により遅刻、欠席する場合はチャンピオンシップ担当者にあらかじめ連絡を入れなければならない。連絡のない遅刻、欠席をすると予選・決勝の出場資格を取り消す可能性がある。参加者のパフォーマンス中に起こった事故、怪我などのトラブル、また使用する音楽、映像、パフォーマンスの内容の著作権等に関してのトラブル等に対して、実行委員会は一切責任を負わない。参加者の自己責任での対応を求める。
文責 JJF実行委員長 鶴見哲也