Web運用開発者倫理規定



NPO法人日本ジャグリング協会
Web運用開発者倫理規定

日本ジャグリング協会のWeb運用管理者・開発者、その他協会内部データの運用管理者・開発者(以下「Web運用開発者」と呼ぶ)は、理事会の承認を得てその地位につき、以下の規定を遵守しなければならない。これに反する行動がみとめられた場合、理事会の判断により、戒告や罷免、その行動に関する事実公表等、その後の倫理規定遵守に必要な処置がとられる場合がある。

1 善良努力義務
Web運用開発者は協会業務遂行のため、定款とこの規則を遵守する義務を誠実に履行し、協会の維持と発展に努めなければならない。

2 守秘義務
Web運用開発者は、その立場上知り得た情報について秘密を守らねばならない。守らねばならない情報には、システムアカウント情報、各種ソースコード、システムの脆弱性情報、非公開の各種データ、設計書、運用手順書、テスト書、非公開API、非公開URL、会員の個人情報、個別契約など理事会内のみで共有される情報、「JJFチャンピオンシップ審査委員および審査委員候補者の倫理規定」にあげられている情報が含まれる。また「JJFチャンピオンシップ審査委員および審査委員候補者の倫理規定」により秘密保持が義務付けられている情報に関しては、当該倫理規定に準拠した運用が求められる。Web運用開発者はその任期終了から以下に示される期間は継続して守秘義務を負う。

  • 個人情報に関しては法令に定められた期間
  • 各種ソースコード、システムの脆弱性等システムに関連する情報は10年間
  • その他の情報は5年間

3 地位濫用の禁止
Web運用開発者はその地位を利用して、他から収入を得てはならない。
Web運用開発者はその地位を利用して、協会以外の広告宣伝を行ってはならない。。
Web運用開発者はその地位を利用して、チャンピオンシップの審査に不当な影響を与えてはならない。

4 報告の義務
Web運用開発者は、自ら又は他の者が、事故・過失・故意を問わず結果として本規定に反している事を知り得た場合、あるいは反していると合理的な疑いを持った場合は、その旨を速やかに理事会へ報告しなければならない。

5 JJFチャンピオンシップ出場の許容
実際のJJFチャンピオンシップ現場運用に携わらない限り、Web運用開発者当人の希望がある場合にはJJFチャンピオンシップに出場することを許容する。但しその場合には、出場を申し込んでからチャンピオンシップ終了まで、当該年度のチャンピオンシップ関連情報にアクセスすることを許さない。故意に或いは誤って当該年度情報にアクセスしてしまった場合は、状況に応じて戒告からチャンピオンシップ失格までの処置をとる。

6 Web運用開発者辞任の際の扱い
Web運用開発者は辞任する際に、アカウント情報・設定情報・手順書等、協会システムを維持するのに必要な情報を、協会内でその地位を引き継ぐ者に渡さねばならない。またWeb運用開発者が協会所有情報をローカルまたはその他の場所に複製していた場合は辞任とともに速やかに全て消去しなければならない。なお運用上交わしていたメールやメッセージに関しては、秘密として守らねばならない情報が含まれているもののみを消去すればよいこととする。

7 定款および細則遵守の宣誓
Web運用開発者はその地位についたときに、協会定款および当該規定遵守に関する宣誓を行わねばならない。宣誓は書面または電子的書面にて行う。

(2016年1月30日NPO日本ジャグリング協会理事会承認)