チャンピオンシップ開催要項
開催要項/参加申し込み/
日時:
-
2000年8月27日(日)11:00〜
個人部門、チーム部門の順に行う。(途中30分の休憩をはさむ)
場所:
-
京都厚生年金休暇センター 体育館
ステージ、設備:
-
- いわゆるステージはなく、体育館の床面をフラットに使用する。
- 演技スペースの両側に演技者の入退場ができるそでを用意する。
- 簡単な照明を用意する。(暗転可能)
- 音響設備として体育館付属のスピーカーを使用する。プレーヤーはMDプレーヤーを用意する。
※施設上の限界で照明操作を必要とする演技、例えばグローボール
やブラックライトを使用する演技に対応できない恐れがある。これら
の使用を考えている人は事前に事務局に相談すること。また体育館の
床面を直接使用するのでバウンスを考えている人はその点を考慮して
おく必要がある。
※音源はMDに限る。自分でMDが用意できないときは、Tapeに編集した
ものを前日までに事務局に届けること。
2000年 チャンピオンシップ規約
部門:
- チャンピオンシップの部門として個人部門、チーム部門の2つを設ける
- 個人部門
- ソロジャグラーによるルーティーン
- チーム部門
- 2人以上のジャグラーによるルーティーン
参加資格:
-
- 日本ジャグリング協会の会員である事。
(非会員は当日に協会の会員になることができる。)
- 性別、年齢、国籍は問わない。
- 同一人物が2つ以上のチームにまたがって出場する事はできない。
但し、個人部門とチーム部門にまたがって出場する事は可能である。
肖像権の放棄:
-
参加者は当日のチャンピオンシップのビデオ、写真撮影に関して発生する肖像権の放棄に同意してもらう必要がある。
審査:
-
演技は後述する審査基準に従い、審判と観客によって審査が行われ、
順位が決定される。
賞:
-
各部門ごとに金、銀、銅の3つの賞を用意する。それぞれの賞につき該当する個人、チームが1つずつ選ばれる。参加者が3人(組)だった場合、金、銀の2つの賞、2人(組)だった場合は金賞のみ該当者(チーム)を選ぶ。参加者が1組だった場合、演技が一定のレベルに達していると審判が判断すれば、金賞を与える。
各賞の受賞者にはメダルと記念品が贈られる。また個人のチャンピオン
にはトロフィーが贈られる。
制限時間:
- 個人部門、チーム部門ともに6分以内とする。
参加登録
-
チャンピオンシップに出場する人はチャンピオンシップ当日の2日前までに、事務局にチャンピオンシップの登録をしなければならない。登録や出場に際して料金は一切必要ない。
予選:
- 基本的に行わない。
演技の注意事項:
-
- 以下のようなパフォーマンスは禁止する。
- 火を使った演技
- 会場の床を著しく傷つけたり、汚したりするような演技
- 公序良俗に反するような演技
- 観客、スタッフ、会場の安全を脅かすような演技
- 個人部門では演技者の他に道具を手渡すアシスタントを用意することができる。アシスタントはジャグリングをしたり、演技に明らかな影響を及ぼすような行為をしてはいけない。
- 審判、観客、その他スタッフが演技に直接影響を与えるような行為をすることは認められない。例えば観客にアシスタントをお願いしたり、道具を投げ入れてもらうことはできない。拍手や手拍子を求める事は構わない。また不慮の失敗によりジャグリング道具が観客席に転がっていった場合、それを投げ返してもらうことは構わない。
- 基本的に演技のやり直しは認めない。ただし明らかな音響ミスなど演技者の責任ではないエラーが起こったとき、そのエラーが起こったところから演技をやり直す事を要求する事ができる。
演技時間の注意
-
- 演技の準備、片付けに要する時間は最大でも2分以内とする。
- 演技者が(静止した状態から)動き出すのが確認されるか、最初の音楽が始まった時点が演技のスタートとみなす。
- 最後の礼か決めポーズ、もしくはステージからの退場が演技の終了とする。観客の拍手に応える行為等は演技時間とはみなされない。
- 演技者の責任ではないエラーによって演技が中断されたときは、その時間は演技時間には含めない。
- 演技時間はタイムキーパーによって測られ、時間を超えたときはタイムキーパーがその時点でそれを出場者になんらかの方法で伝える。タイムオーバーは審査の減点対象になる。
事前の打ち合わせ、リハーサル:
-
当日9:30から出場者、チャンピオンシップ責任者、ステージ責任者で本番前の打ち合わせ、リハーサルを行う。出場者は各責任者に自分のルーティーンの内容、音楽、音響の合図などを説明する。また実際に本番と同じステージに立って、スペース等の確認をすることができる。公平を期すため、リハーサルは個別に行い、その内容は他の出演者には知らされない。
- チャンピオンシップの責任者がルーティーンの内容が禁止事項に触れる
判断したときは、出場者にルーティーンの変更を求める事があり得る。
音楽
-
- 演技に使う音楽や音響効果は出場者自身が用意する。
- 音源はMDを使用する。演技で使用する全ての曲は1本のMDに編集しておく。
- 音響設備はJJFのスタッフによって用意したものを使用するが、音響効果に特殊な機材、もしくは生演奏などを用いるときは出場者の責任で用意する。
審査方法と審査基準
審査方法:
-
- 審査は3人の審査員と観客全員によって行われる。
- 審査員は審査基準に従い、演技の技術、パフォーマンスの2つの観点から審査を行う。観客による採点には特に審査基準は設けない。
得点配分
-
- 審査員はそれぞれ技術点50点、パフォーマンス点50点の100点満点の相対評価で点数をつける。(300点満点)
- 観客(チャンピオンシップ出場者、審査員、スタッフを除く)は全員の演技を見た後に自分の最も気に入ったパフォーマーを紙に書いて投票する。得票数の比に応じて300点を配分する。
- 審査員による得点と観客による得点の合計を演技者の獲得点数とする。
時間減点
-
タイムオーバーは15秒につき20点の減点とする。
審査員:
-
審査員にはジャグリングやパフォーマンスに精通し、ジャグリングの技術や難易度を客観的に判断する事ができる人がJJFの実行委員会によって選ばれる。
審査基準:
-
- 技術点:
-
純粋なジャグリングの技術力を採点する。ジャグリングトリックその
ものの難易度、ジャグリングトリックの移行方法、ジャグリングの
バラエティーの多さ、ドロップの少なさなどが審査対象になる。
ジャグリング以外の技術、例えば楽器の演奏やアクロバットなどの
テクニックはそれ単独では技術点の評価の対象にはならない。
ただしそれがジャグリングと組み合わされ、それによってジャグリング
の難易度が上がるときは得点の対象となる。
- パフォーマンス点:
-
ステージの演出、音楽との調和、衣装やキャラクター、使う道具や
セット、全体的な芸術性などを採点する。ジャグリングに関係のない
技術もそれが全体的な演出をひきたてるものであれば、
パフォーマンス点として評価の対象となる。
◇一般的に次のような演技は高い評価の対象となる。
- オリジナリティーにあふれた演技
新しい技やその移行方法の考案、新しい道具や道具の使用方法の考案
などは非常に高く評価される。
- 失敗の少ない演技
ジャグリング道具を落とすことや、演技上の失敗ができる限り少ない
演技が求められる。失敗からのスムーズなリカバリーも評価の対象となる。
- 難易度の高い技の成功
◆一般的に次のようなことは減点の対象となる。
- 禁止事項に反する演技
- 失敗、ドロップの多い演技
- 時間オーバー